平田先生の植物研究室

花とあそぶ 恵みを与えてくれる「キクニガナ」


チコリーは和名をキクニガナといいます。葉はサラダに根は珈琲や薬に使われ、古くから人々に恵みを与え続けてくれている植物です。根は地中深くまで伸び、わきの側根は広がりを持ちます。母なる大地としっかりとしっかりとつながりエネルギーをもらっているのです。チコリーの花は大地から惜しみなく与えられる無償の愛を知っているかのようです。そして感謝の思いから生まれる愛がチコリーからの花のメッセージです。無条件の愛、普遍的な愛。愛に見返りを求めようとせず、干渉しすぎることなく常にありのままを愛するのが無条件の愛です。
 私の住居の植え込みにも4年目のチコリーが育っていましたが、思いもかけないアクシデントがあり、芝刈機で伐採されてしまいました。伐採した人を憎んでしまっても、チコリーを守ってやれなかった自分を責めても無条件の愛ではありません。起こっている全てをありのまま受け入れて待つこと。チコリーの花が身を持って教えてくれたことです。
 チコリーは荒地に咲く生命力の強い花です。刈り取られても根は生きています。また復活して母性と慈愛に満ちたマリアンブルーの花を咲かせてくれることでしょう。

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