6月のフラワーエッセンスの花 近縁種の開花情報 その1

近縁種の開花情報です。

 

《インパチェンス》

〈和名〉ツリフネソウ(近縁種)

 

植物生態園のツリフネソウがワサワサと生えてきました。

開花は9月から10月ですが、5月末からわずかですが開花していました。

 

観覧温室の冷房室では、インパチェンスの仲間が色々咲いています。

アフリカ、マダガスカル、マレーシア、インド、ルワンダのインパチェンスです。

小型でとても可愛らしいです。

 

《ブリーディンクハート》

〈和名〉コマクサ(近縁種)

コマクサ属

観覧温室の高山室の出口左りに咲いています。

 

白は4月から開花していましたが、6月にはピンクが咲いていました。

色は濃いめです。

 

FESのブリーディンクハートは〈アメリカコマクサ〉〈セイヨウコマクサ〉と言われます。

 

ちなみに「ブリーディンクハート」と外人が指すのは、ケマンソウ(鯛釣り草)ケマンソウ属です。

植物園でも外国人の「bleedingheart」と指差す先には鯛釣り草がありました。

こちらは毒草なので食べてはなりません。

 

コマクサもケマンソウも同じケマンソウ亜科です。

 

植物観察担当 佐々木